福島第一原発 １６

 201103252355wrote

 

２０：００頃、電話が鳴る。小学校を卒業する長男６年生の連絡網。

なんで今さら、今頃？と思うが、話を聴くうちに事態がわかりだす。

 

『福島から大勢の方が避難されているので寄付がほしい。』

 

私：「ハイ」？？？？（PTA役員さんたちの発案か？）

 

『ランドセル』

 

私：「ハイ」？？？

 

『体操着』

 

私：「ハイ」？？

 

『机の引き出し用の箱、リコーダー、鍵盤ハーモニカ』

 

私：「・・・」（ようやく分かりましたが、しばし絶句・・・）

 

 

 

そう、福島から非難してきた小・中学生を受け入れる体制づくりのためです。

ローカルニュースで発表されていましたが、

 

南相馬市より

　　　　小高区　～　新潟市

　　　　原町区　～　長岡市

　　　　鹿島区　～　上越市

　　いわき市　　～　新発田市

　　双葉郡　　　～　柏崎市、刈羽村　との事。

 

 

 

南相馬市といえば壊滅的な被害を受けながらも、

市民一致団結して踏ん張っている方々です。

 

NHK報道時のシーンをご覧になった方も多いはずです。

桜井市長がNHKに悲痛な叫びをアナウンサーも受け止めるのが精いっぱいでした。

 

 

『市民は冷静に行動し、退避区域に入れず家族も探しに行けず言われたとおりにじっと耐えている。なのに汚染地域扱いされて物資は運ばれず、30ｋ圏外に取りにいかねばならない。我々は県にも国にも見放されたのか！』

 

 

 

 

かける言葉も、発する言葉もでてきません…。

 

ここ長岡市も、中越地震、中越沖地震、7.13水害の応援をいろいろな方よりいただきました。

 

今、自分のできることを少しですが、お返しし、頑張ろうと思います。

 

南相馬市原町区　栄町商店街ブログのリンクです。

 

中越地震の時、自分たちが心の支えとした言葉を引用します。

 

『頑張ろう！南相馬』、『元気だそう！南相馬』